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企業を守る TISメルマガ「タイヤ交換の時季、要注意」

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タイヤ交換の時季、要注意
発行者:ティ・アイ・エス株式会社
URL :  https://www.tislook.com/biz/
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■担当:中野のつぶやき
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ここ半年ほど、月に1回大阪に研修出張に行っています。電車での移動時間で最近は本を読むようになり、今回は同僚におススメのミステリーを紹介していただきました。提案された3冊の中で、選んだのが、昨年映画化された『護られなかった者たちへ』です。U-NEXTで気になっていたのです!
読んでいる途中で、映画の配役を見てしまい、小説を読みながら俳優さんを当て込んで頭の中で映像化していくと、いろいろと胸を突きます…。小説もすごいし、映像もぜひ観てみたいと思わされました。今週末は暖かい部屋で映画鑑賞です!

 

■タイヤ交換直後、事故が多発
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ホイール・ボルトの折損等による車輪脱落事故は平成14年4月以降、令和3年3月末までに925件発生しており、この事故は冬期(11月~3月)に集中し、冬用タイヤ交換後1カ月以内に多く発生する傾向にあります。
車輪脱落事故の主は発生原因は、タイヤ交換時の作業不備とタイヤ交換後の保守管理の不備の2つの要因と推定しています。

◎タイヤ交換時の作業不備
(1)規定の締付トルクで締め付けられていない。
(2)ホイール・ボルト、ホイール・ナット及びホイールの錆、ゴミの確認、清掃が不十分

◎タイヤ交換後の保守管理の不備
(1)増し締めが行われていない
(2)日常点検・定期点検時のホイール・ボルトの緩みの点検が不十分
(3)規定の締付トルクで増し締めがされていない
(4)増し締めの実施時期(距離)が遅い

また、タイヤ交換時の作業不備とタイヤ交換後の保守管理不備が要因となっているのは、事故を起こした車両のタイヤ交換時期が11月に集中し、交換後1カ月以内に脱落が発生していることから、1カ月の短期間に冬用タイヤの交換作業は集中することで、作業時間の制約が生じ、本来、実施すべき作業を省くなど正しい作業が行われていないと推測しています。

◇自動車 点検・整備/国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/tenken/t2/t2-1/
※車輪脱落事故防止対策などが記載されています。

 

■雪道にはまった場合
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雪道を走っているとスタッドレスタイヤを履いていてもスタックしてしまい車を動かせなくなってしまうことがあります。スタックとは雪道やぬかるみなどでタイヤのグリップ力が低下し、アクセルを踏んでもタイヤがその場で空転してしまう状態です。

スタックしたらどうやって脱出方法には5つのケースがあります
(1)スリップして動けない
この場合は、
1)ゆっくりとふりこのように小刻みに前進・バックを繰り返し、雪を踏み固めながら発進する。
2)チェーンを巻く。
3)タイヤの下にチェーンや緊急脱出用のヘルパー(樹脂製の板)・布を敷き、ゆっくりとアクセルを踏む。(運転席の足元に敷くフロアマットも意外と使えます。)
4)FR車の場合、同乗者に後部座席に乗ってもらったり、荷物をトランクに積んだりして、駆動輪に圧力を与え(重くする)ゆっくり発進する。
5)同乗者や通りがかかったドライバーに車を押してもらう。 (この時はドライバーも押している人も車の動きには十分注意しましょう。)
6)タイヤの空気を抜き、空気圧を下げ、雪面への接地面積を増やしてゆっくり発進する。(脱出後は、ガソリンスタンドなどで、適正空気圧に戻すことを忘れずに)
7)スリップしたタイヤの下と、タイヤの外周に砂をふりかける。できれば、駆動輪すべてにふりかけましょう。
雪国の滑りやすい箇所には大体砂箱が設置されています。万が一、近くに砂箱が無い場合もあるので、ペットボトルに砂をつめて常備するとよいでしょう。雪が積もっていて砂が手に入らない場合は、融雪剤でも代用可能です。

そのほかのケースとしては以下の例があります。
(2)新雪に埋もれてしまって動けない
(3)雪の塊に乗り上げて動けない
(4)ちょっと脱輪して動けない
(5)完全に道路から外れてしまった

(2)~(5)の脱出方法の詳細は下記サイトをご参照ください。
・スタックしたらどうやって脱出すればいいの?(国土交通省 長岡国道事務所)
https://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/99/125/127/162/

 

■どうやっても脱出できないときは?
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任意で加入している自動車保険に「ロードサービス」が附帯されている場合が多いかと思いますが、ご自身が加入されている保険会社が雪によるスタックを無償で保障しているかどうかを事前にご確認しておくことをおススメします。
スタックは「車が故障した訳ではなく、事故に遭遇した訳でもない」ため、対応に条件がついたり、有料対応だったり、そもそも対象外となる保険会社が大半です。
雪道を走っていて側溝に落ちたというのであれば、それは脱輪している状態なので対象となる場合があっても、ただ雪道にはまったという場合は対象外になってしまう場合がございます(JAFのロードサービスは対応となるようです)。
今一度、ご自身の保障内容をご確認ください。

弊社では、複数の保険会社の自動車保険を取り扱っています。代理店型はもとより通販型もございます。保障内容の比較や相見積もりも承っております。
お気軽にお申し付けください。